分け目が気になる女性におすすめのヘアスタイルのポイント
流れを作ってボリューム感を演出
抜け毛や薄毛など女性特有の症状から分け目や生え際部分の地肌の露出が気になってしまうという方だけでなく、元々の髪質が細かったり髪の量自体が全体的に少なめという方におすすめのヘアスタイルのポイントが、髪に流れを演出するという方法。
例えば、セルフケア可能な方法として、ホットカーラーなどの道具を使って髪にボリューム感を演出するだけで、分け目や生え際部分の薄毛を上手にごまかすことができる上、髪全体にもふわっとしたボリューム感を表現できるので、本来の髪質や髪の量以上の状態で周りに見せる事ができます。
また、髪がどうしても細くて演出が難しいという方は、ヘアスプレーを併用して髪型を強制的に作り上げるのも1つのポイント。
ショートヘアで更に目立たずに
特に分け目部分の薄毛や地肌の露出がどうしても気になってしまうという方の多くが間違った方法として行ってしまいがちなのが、ロングヘアを使った方法。一見すると、髪が長い方が頭皮も目立たなくなると思いがちですが、実際には逆効果で、下手にロングヘアにしてしまうと、分け目部分が目立ってしまうばかりでなく、これが原因となり薄毛や抜け毛を助長してしまう危険性も。
抜け毛や薄毛は体内でおこる様々な事情から発症するばかりでなく、女性特有のロングヘアからもたらされる髪の重みや痛みなどによっても発生するので、ロングヘアは色々な部分で薄毛や抜け毛の対策としてはあまりおすすめではありません。
特に、分け目部分をできるだけ目立たなくさせたいのであれば、ショートヘアを選ぶのがベスト。ショートヘアなら髪の重みも最小限に抑えられる上、髪が短い分様々なヘアアレンジが容易に行えるので、髪のお手入れも同時にできる点がメリット。特に、市販の育毛剤などを使って日頃からヘアケアを実践されている方ほどおすすめの髪型です。
自然な流れが演出できるウルフヘアやバングがおすすめ
薄い分け目を目立たなくさせるヘアスタイルとしてショートヘアをご紹介しましたが、ショートヘアの中でも特に年代を問わず幅広い女性に楽しんで頂けるおすすめの髪型といえるのが、ウルフヘアです。ウルフヘアは、敢えて分け目を頭部に全く作らず、髪の流れに従って演出する髪型ですから、基本的に分け目と呼ばれる部位が外見上に存在しません。
髪全体をふわっとしたボリューム感を保ちつつ流れを不規則な状態にして演出するため、分け目が自然と髪で隠れるようにできるためです。また、短いのでヘアスプレーなどを使った手軽なヘアアレンジが実践しやすかったり、髪色を茶色など薄めのカラーにしていても分け目が黒髪と同じくらいに目立たないので、日頃からカラーリングも一緒に楽しんでいるという方にもおすすめの髪型です。
また、ポイントとして、前髪はバングにすると良いでしょう。ざく切り感のあるバングで前髪を演出することで、見る人の視線を強制的に前髪部分に持っていくことができるので、たとえ髪全体のボリューム感が通常よりも少なめの方でも、安心してヘアアレンジが楽しめます。
セミロング以下の長さで育毛作業もより手軽に
今回ご紹介したおすすめの髪型のポイントは、いずれも「ショートヘア」というキーワードを前提にご紹介したポイントばかり。それほどに、女性にとってショートヘアは様々な部分でロングヘアよりもメリットを沢山与えてくれるおすすめの髪型です。特に、日頃からヘアケアを実践されている方や育毛剤を使って薄毛や抜け毛などの症状改善を行っている方ほど、ショートヘアは最大の恩恵をもたらしてくれます。
それでも、ショートヘアよりも女性らしい雰囲気が楽しめるロングヘアが良いという方には、セミロングヘアがベターなチョイスです。セミロングなら、スパイラルを入れたりウェーブ演出を施すことで分け目部分を目立たなくさせることができる上、ロングヘアよりも育毛剤などのヘアケアアイテムが使いやすくなるので、バランスの意味でショートヘアと共におすすめの髪型です。